クレジットカード

クレジットカード最強の2枚を生活費と特典から組み合わせる

クレジットカードは、毎日の買い物で貯まるポイントを重視する一枚と、旅行やショッピングの特典を受けられる一枚を組み合わせると、両方の弱点を補い合えます。

はじめてカードを作る方や審査に不安がある方でも、生活費の使い道と受けたい特典を先に整理しておくと、自分に合う組み合わせが見えてきます。

最初に決めるのは、どこで一番使うかという点で、その利用先から相性のよい二枚目を選ぶと無駄が減ります。

年会費や還元率、特典の条件は改定されることがあるため、申し込み前に各社の公式サイトで最新の内容を確かめておいてください。

  1. メインカードは毎月の支払額が多い利用先から決定
    1. 食費と日用品を買う店舗のポイント条件を比較
    2. 携帯料金と光熱費をまとめた年間獲得ポイントを計算
    3. アプリで利用額と請求額を確認できるカードを優先
  2. サブカードはメインで補えない店舗と特典へ割り当て
    1. 異なる国際ブランドで決済できない店舗を補完
    2. メインの対象外店舗だけ高還元になるカードを追加
    3. 旅行保険や空港サービスを使う年だけ維持費を判断
  3. ポイントは同じ種類へ集約して交換の端数を減らす
    1. 共通ポイントへ交換できる2枚なら残高をまとめられる
    2. 有効期限が異なる場合は先に失効するポイントから使用
    3. マイルへ移行する人は交換率と移行手数料を比較
  4. 年会費無料の2枚で使わない特典への支払いをなくす
    1. 基本カードと家族カードの年会費を両方確認
    2. 一定額利用で無料になる条件は毎年達成できるかを計算
    3. 使わないカードは更新前に解約して管理枚数を削減
  5. 2枚の支払日をそろえて口座残高を管理
    1. 同じ銀行口座へ設定して引落し前の入金を一度で完了
    2. 支払日が異なる場合は給料日から各引落日までの残高を分離
    3. 利用明細をカードごとに確認して固定費の重複請求を発見
  6. 利用限度額を分散して高額決済後の枠不足へ対応
    1. 旅行代金を支払ったカードと日常決済用カードを分ける
    2. 利用枠が戻る日を見て次の高額購入へ使うカードを決定
    3. 複数枚の合計利用額を家計の支払可能額に収める
  7. クレジットカード2枚持ちでよくある質問と回答
    1. クレジットカードは2枚持った方がよいですか?
    2. 2枚目は同じ国際ブランドでもよいですか?
    3. クレジットカードを2枚持つと審査へ影響しますか?
    4. 2枚の支払口座は同じ銀行にできますか?

メインカードは毎月の支払額が多い利用先から決定

メインカードは、毎月の支払いのうち金額が大きい費目をどこで払っているかで選ぶと、獲得できるポイントがそのまま増えます。

同じ買い物でも、使うカードによって貯まるポイントの量は変わります。

まずは自分の家計で何にいちばんお金を使っているかを振り返り、いちばん使う支払い先で有利になるカードを1枚目に据える形が、無理なく貯める近道になります。

食費と日用品を買う店舗のポイント条件を比較

食費や日用品はほぼ毎日発生するため、ここで貯まる量がメインカード選びを大きく左右します。

カードによって、基本の付与率と付与のしかたが違います。

楽天カードは支払い100円(税込)ごとに1ポイントで基本1.0%、PayPayカードも基本1.0%です。

JCB CARD Wは200円(税込)ごとに2ポイントで、通常のJCBカードの2倍にあたります。

一方で三井住友カード(NL)やエポスカードは200円(税込)ごとに1ポイントの基本0.5%です。

いつも使う店で有利になるかという視点で、自分の買い物先に合う付与条件を選んでください。

これらの数値は改定される場合があります。

携帯料金と光熱費をまとめた年間獲得ポイントを計算

携帯料金や光熱費は毎月ほぼ同じ額が続くため、年間でどれだけ貯まるかを先に見積もると、メインカードの効果を判断しやすくなります。

たとえば固定費が月2万円なら年間24万円で、基本1.0%のカードなら年2,400ポイント、基本0.5%のカードなら年1,200ポイントが目安です。

付与率の差は、そのまま受け取るポイントの差につながります。

固定費は1枚に集めると効果が見えやすいので、支払い方法を分散させず、有利なカードへまとめると計算も管理も楽になります。

付与率は各カードとも改定されることがあります。

アプリで利用額と請求額を確認できるカードを優先

毎月の支払いを1枚に集めるほど、使いすぎに気づきにくくなります。

毎日の買い物ではメインカードの利用が増えるため、スマホのアプリで今いくら使ったか、次にいくら請求されるかを見られるカードをメインに選ぶと、家計の管理がしやすくなります。

三井住友カード(NL)はカード番号をアプリ内で表示する形をとっており、利用状況もアプリで確認できます。

PayPayカードは会員メニューでカード番号を先行確認でき、届く前からPayPayやネットショッピングで使える仕組みです。

締め日前に使った額を見ておけば、引き落とし前の残高不足を防ぎやすくなります。

サブカードはメインで補えない店舗と特典へ割り当て

2枚目のカードは、メインの弱点をピンポイントで埋める役割に絞ると使いやすくなります。

たとえばメインが使えないお店で決済できるように別の国際ブランドを持っておく、メインでは還元率が低いお店だけ得になるカードを足す、といった考え方です。

足りない部分だけを補う一枚を選べば、無理に高機能なカードを探さずに済みます。

旅行保険や空港サービスのような特典は、使う年だけ元が取れるかを考えて、維持費とのバランスで判断すると失敗しにくくなります。

異なる国際ブランドで決済できない店舗を補完

2枚目は、メインとは違う国際ブランドを選んでおくと、支払いで困る場面を減らせます。

国際ブランドとは、Visaやマスターカードのように世界中でその決済を扱える仕組みのことです。

お店によっては特定のブランドしか使えないため、1枚だけだと会計時に「お使いのカードは使えません」と言われることがあります。

たとえばエポスカードはVisa専用で発行され、他のブランドは選べません。

JCB CARD WはJCBのみです。

メインをJCBにした人は、Visaやマスターカードを選べる三井住友カード(NL)や楽天カードを2枚目に足すと、片方が使えない店でももう片方で支払えます。

どちらのブランドをメインにするかで、補う側の選び方が決まります。

メインの対象外店舗だけ高還元になるカードを追加

2枚目は、メインでポイントが増えにくいお店だけを狙って選ぶと、無駄なく貯められます。

カードごとにポイントが貯まりやすい場所は違うため、メインが弱い場所を補う役割を持たせる考え方です。

たとえば楽天カードは100円につき1ポイントが付き、楽天ペイや楽天市場での支払いにそのまま使えます。

PayPayカードは200円につき2ポイントで、貯まったPayPayポイントはPayPayでの支払いに回せる仕組みです。

ふだんの買い物でPayPayをよく使う人が、楽天中心の生活にPayPayカードを足すと、コード決済の場面でもポイントが積み上がります。

メインが弱い店だけを2枚目に任せると、同じ支払いでも取りこぼしが減ります。

付与条件は改定されることがあります。

旅行保険や空港サービスを使う年だけ維持費を判断

旅行保険や空港サービスが付くカードは、実際に使う年だけ持つかどうかを決めると、無駄な支払いを避けられます。

これらの特典は年会費のかかる上位カードに付くことが多く、使わない年は費用だけが残ります。

気をつけたいのは、本体が年会費無料でも追加のカードで維持費に差が出る点です。

たとえば三井住友カード(NL)や楽天カード、PayPayカードのETCカードは年550円(税込)で、条件を満たせば無料になる場合があります。

一方、エポスカードのETCカードは年会費も発行手数料もかかりません。

使わない特典に年会費を払い続けると、貯めたポイント以上に費用が上回ることがあります。

旅行の予定がある年に合わせて申し込み、翌年の更新前に必要性を見直すと、支払いを抑えられます。

金額や条件は各社の案内で最新を確認してください。

ポイントは同じ種類へ集約して交換の端数を減らす

ポイントは同じ種類へ集約して交換の端数を減らす

2枚のカードを使い分けると、ポイントが2か所にばらけて、どちらも少しずつ余ってしまいがちです。

同じ種類のポイントに寄せると、こまかな残高を一つにまとめられて、交換のときに出る端数をぐっと減らせます。

どんなポイントが貯まるか、別のポイントへ移せるかはカードごとに違うので、組み合わせを決める前に確認しておくと無駄が少なくなります。

共通ポイントへ交換できる2枚なら残高をまとめられる

2枚のカードでたまるポイントの種類がそろっていると、少しずつ分かれてしまった残高を1つにまとめて使えます。

たとえば楽天カードで100円につき1ポイントたまる楽天ポイントは、街のお店や楽天ペイの支払いに使えますから、別のカードでも楽天ポイントを受け取れる形にしておけば、合算して使い切りやすくなるでしょう。

ポイントの種類が違うカードを2枚使うと、どちらも中途半端な残高で止まり、交換の下限に届かないまま余ってしまうこともあります。

まとめ先のポイントで日常的に支払いができるかを先に確認しておくと、たまったポイントを無駄なく使えます。

カードごとにたまるポイントの種類は公式サイトで確認してください。

有効期限が異なる場合は先に失効するポイントから使用

2枚のカードでたまるポイントの有効期限が違うときは、期限が近いポイントから先に使ってください。

ポイントには使わないまま一定の期間を過ぎると消えてしまうものがあり、放置すると気づかないうちに失効します。

2枚を使い分けていると、片方のポイントだけが先に期限を迎えることもありますから、支払いのときは残り期間が短いポイントを優先して充てると取りこぼしを減らせるでしょう。

期限を過ぎたポイントは戻せません。

アプリで利用明細やポイント残高を確認できるカードなら、いつまでに使えばよいかを把握しやすくなります。

各ポイントの有効期限や延長の条件はカードによって異なるため、公式サイトや会員ページで最新の内容を確認してください。

マイルへ移行する人は交換率と移行手数料を比較

たまったポイントを飛行機のマイルに換えて使いたい人は、換える割合と、換えるときにかかる費用の両方を見てから決めてください。

カードのポイントは航空会社のマイルに移せる場合がありますが、何ポイントで何マイルになるかという割合は移行先ごとに違います。

さらに、移行のたびに手数料がかかる仕組みもあり、こまめに少しずつ換えると費用の負担が重くなることもあるでしょう。

割合と手数料の両方で実質の価値が決まりますから、片方だけを見て判断しないほうが安全です。

2枚でたまるポイントの種類がそろっていれば、まとめてから一度に移行でき、手数料の回数を抑えられます。

移行の可否や条件は各社の案内で確認してください。

年会費無料の2枚で使わない特典への支払いをなくす

特典が豪華に見えても、自分が使わない特典に年会費を払っていては意味がありません。

年会費が無料のカードでも、更新のたびに「本当に使っているか」を見直すと、無駄な支払いを減らせます。

本体だけでなく家族カードやETCカードの費用も含めて確認しておくと、思わぬ維持費に気づけます。

基本カードと家族カードの年会費を両方確認

年会費無料の2枚を選ぶときは、本体だけでなく家族カードの扱いまで見てください。

本体が無料でも、家族向けの費用がかかる組み合わせがあるためです。

楽天カードの一般カードは家族カードも無料ですが、楽天ゴールドやプレミアムの家族カードには550円(税込)がかかります。

JCB CARD Wと三井住友カード(NL)、PayPayカードは、本会員も家族会員も年会費無料と案内されています。

注意したいのは、家族カードそのものがないカードがある点です。

エポスカードの一般カードには家族カードの発行制度がなく、家族で持つなら別制度になります。

家族の分も同じブランドでそろえたい場合は、申し込み前に家族カードの有無と費用を確認しておくと、あとで想定外の支払いが出ません。

一定額利用で無料になる条件は毎年達成できるかを計算

ETCカードのように「年に1回使えば翌年無料」という条件は、その年1回の利用を毎年続けられるかで判断してください。

三井住友カード(NL)のETCカードは年会費550円(税込)ですが、前年に1回以上使えば翌年は無料になります。

車にあまり乗らない年が続くと、年1回の条件を満たせずに使わないのに550円だけ払う状態が生まれます。

楽天カードのETCカードも年会費550円(税込)で、ダイヤモンド会員やプラチナ会員なら無料です。

PayPayカードのETCカードも1枚あたり550円(税込)かかります。

JCB CARD WのETCカードは年会費無料と案内されているため、条件を気にせず持てます。

自分が高速道路を年に何回使うかを思い返して、条件を満たせないなら無料のカードでETCを持つほうが、毎年の維持費を抑えられます。

使わないカードは更新前に解約して管理枚数を削減

ほとんど使っていないカードは、有効期限の更新が届く前に解約を検討してください。

本体が無料のカードでも、ETCカードや家族カードで維持費が発生していると、使わないまま費用だけを払い続ける状態が続きます。

使わないカードは更新前に整理すると、支払い漏れや二重の固定費に気づきやすくなります。

2枚に絞れば、毎月の利用明細を確認する手間も減り、どちらのカードでいくら使ったかを把握しやすくなります。

解約するときは、そのカードにポイント残高が残っていないか、家族カードやETCカードを先に止める必要がないかを確認しておくと、解約後に使えず困ることを防げます。

ポイントの有効期限や使い道はカードごとに異なるため、解約前に公式サイトで自分のカードの案内を確かめてください。

2枚の支払日をそろえて口座残高を管理

2枚の支払日をそろえて口座残高を管理

2枚のカードを使い分けるときにつまずきやすいのが、引き落としのタイミングと口座残高の管理です。

カードごとに支払日が違うと、いついくら口座に入れておけばよいのか分かりにくくなり、残高不足で引き落としに失敗する不安もついてまわります。

支払日をそろえたり、給料日からの残高を分けて考えたりすると、入金の手間を減らしながら払い忘れを防ぎやすくなります。

あわせて明細を1枚ずつ見直せば、同じ固定費を二重に払っていないかも確認できます。

同じ銀行口座へ設定して引落し前の入金を一度で完了

2枚のカードの引落し口座を同じ銀行にそろえると、給料が入る口座から必要なお金を1回移すだけで、両方の支払いに間に合わせられます。

カードを2枚持つと管理が増えると心配になりますが、支払口座が別々の場合ほど入金の手間が積み重なりません。

設定は各カードの会員サイトや申込時に選べます。

三井住友カード(NL)や楽天カードのように別々の発行会社であっても、引落しに使う銀行口座を同じものに指定できます。

口座を1つにまとめれば入金は月1回で済みます。

ただし残高が足りないと2枚とも引き落とせなくなるため、支払額の合計を口座に用意しておく点は変わりません。

支払日が異なる場合は給料日から各引落日までの残高を分離

支払日が2枚でずれているときは、2枚の引落日までにいくら残しておくかを分けて考えると、後から引き落とされる分を使い込む失敗を防げます。

たとえば1枚目が月末、もう1枚が翌月の中ごろに引き落とされるなら、給料日に受け取ったお金のうち後の引落し分を先に取り分けておきます。

早い方の支払いに合わせて残高を使い切ると、後のカードで引落し不能になります。

取り分けたお金は同じ口座の中で「使ってよい分」と混ぜないよう、別口座に移すか、金額をメモして把握しておくと管理しやすくなります。

引落し不能が続くと信用情報にどう記録されるかは各社の案内で確認してください。

利用明細をカードごとに確認して固定費の重複請求を発見

携帯料金や動画配信のような毎月の固定費をどちらのカードで払っているか、2枚の明細を見比べると、同じサービスを二重に契約したまま両方から請求されているといった無駄に気づけます。

PayPayカードは届く前から会員メニューで利用内容を確認でき、JCB CARD Wや三井住友カード(NL)もアプリで利用額を見られます。

支払いカードを1枚に変えたつもりで前のカードにも登録が残っていると、両方に料金が乗り続けます。

月に一度、2枚の明細を見比べて、同じ店名や同じ金額が別のカードに載っていないかを確かめてください。

使っていない固定費が見つかれば、解約すれば翌月から支払いが減ります。

利用限度額を分散して高額決済後の枠不足へ対応

旅行や家電などで大きな買い物をすると、支払いに使ったカードの利用枠が一時的に埋まり、日常の支払いに困ることがあります。

高額な決済を1枚に集中させず、生活費とは別のカードで支払えば、片方の枠がふさがっても、もう1枚で日々の支払いを続けられます。

用途ごとにカードを分けると枠不足を避けられます。

旅行代金を支払ったカードと日常決済用カードを分ける

旅行やホテルの予約でまとまった金額を支払うときは、そのカードを普段の買い物から切り離しておいてください。

カードには使える上限(利用限度額)があり、旅行費を一枚に集中させると、残りの枠が減って食料品や日用品の支払いで足りなくなることがあります。

たとえば旅行代金を三井住友カード(NL)で払い、毎日の買い物は楽天カードで払うように分けておけば、片方の枠が埋まってももう片方で決済を続けられます。

どちらも本会員の年会費は永年無料なので、枠を分けるために2枚持っても維持費はかかりません。

利用枠が戻る日を見て次の高額購入へ使うカードを決定

使った分の枠は、支払いが銀行口座から引き落とされると空きます。

次に大きな買い物をするときは、どちらのカードの引き落としが先に済むかを見て、枠が戻った方を選ぶと支払いに詰まりません。

カードごとに締め日と支払日が違うため、枠が空くのは引き落とし後という点をおさえておくと使い分けの判断がしやすくなります。

使った金額や請求額は各社のアプリや会員ページで確認できます。

PayPayカードなら会員メニューで利用状況を見られますし、三井住友カード(NL)や楽天カードもアプリで残高を確認できるので、次の高額決済の前に空き枠をチェックしておくと、支払い時に枠が足りず困ることを防げます。

複数枚の合計利用額を家計の支払可能額に収める

2枚を使い分けても、最終的に払うお金は自分の口座から出ていく合計額です。

カードごとの枠に余裕があっても、2枚合わせた利用額が毎月の返済に回せる金額を超えると家計が苦しくなります。

枠が分かれていると、1枚ずつは少なく見えても合計では大きな金額になっていることがあります。

月に払える上限をあらかじめ決めておき、2枚の利用額を足した数字が上限に収まっているかをアプリで確かめてください。

注意したいのは、支払いが厳しいからとリボ払いに切り替える選択です。

リボ払いは月々の負担を軽く見せますが、手数料が上乗せされて支払総額が増え、完済までの期間も長引きます。

まずは合計額を収入に合わせて調整することが基本です。

クレジットカード2枚持ちでよくある質問と回答

2枚目を作ろうとすると、国際ブランドの選び方や審査への影響、口座の設定など、細かな疑問が次々と出てきます。

どれも作る前に気になりやすいところで、答えの多くはカードごとの条件や自分の使い方によって変わってきます。

クレジットカードは2枚持った方がよいですか?

2枚持ちが向くのは支払先が分かれている人です。

1枚で不便を感じていないなら、無理に増やす必要はありません。

たとえば普段の買い物と、ネット通販や旅行で使うお店が違う場合、用途に合ったカードを使い分けると、もらえるポイントを増やせます。

年会費が本会員も家族会員も無料のカードなら、持っているだけの負担は生じません。

三井住友カード(NL)や楽天カード、PayPayカードは本会員の年会費が永年無料です。

ただしカードが増えると引落し日や利用明細の確認先も増えるため、家計の管理に手間がかかる点は考えておいてください。

2枚目は同じ国際ブランドでもよいですか?

同じブランドでも作れますが、2枚とも同じにすると、選んだブランドを使えないお店で両方とも決済できません。

国際ブランドとは、VisaやMastercard、JCBといった世界共通の決済の仕組みのことです。

お店によっては特定のブランドしか使えないこともあるため、2枚目は1枚目と違うブランドを選ぶと、支払える場所が広がります。

楽天カードはVisa・Mastercard・JCB・American Expressから選べ、PayPayカードは1枚目がVisaで2枚目以降に別ブランドを選べます。

1枚目がVisaなら、2枚目にJCBを選ぶといった組み合わせが考えられます。

クレジットカードを2枚持つと審査へ影響しますか?

審査の合否は各カード会社が独自の基準で判断しており、判断の内容は公開されていません。

そのため、2枚持つと通りにくくなるかどうかを言い切ることはできません。

審査に関わる基準は非公開で、結果を事前に予測することはできません。

申込資格については各社が条件を示しており、三井住友カード(NL)とエポスカードは満18歳以上(高校生を除く)、JCB CARD Wは18歳以上39歳以下で本人か配偶者に安定した収入がある方などとなっています。

心配な場合は、まず1枚を作って使い、支払いの実績を積んでから2枚目を検討する進め方もあります。

2枚の支払口座は同じ銀行にできますか?

2枚とも同じ銀行口座を引落し先に設定できます。

同じ口座にまとめると、入金の管理が1つで済むため、残高不足による引落し漏れを防ぎやすくなります。

ただし2枚の支払日が違うと、引落しのタイミングも別々になるため、2つの引落日までに残高を用意しておく必要があるというわけです。

同じ口座にする場合は、給料が入る日から先にくる引落し日まで、両方の請求額を残しておくと、残高不足による引落し失敗や延滞手数料を防げます。

口座を分けるか、支払日をそろえるかを、自分の入金のタイミングに合わせて決めると管理しやすくなります。